各金融機関の特徴と傾向

アパートローン(不動産投資ローン)の借り換え金利比較

「アパートローン(不動産投資ローン)の金利ってどのくらいなんだろう?」そう思われる方はたくさんいられると思います。しかし、実際にはインターネット・ウェブサイトでアパートローン(不動産投資ローン)の金利を調べても掲載されていません。理由としては、ほとんどの金融機関に「アパートローン」という商品がなく、「プロパーローン」を「アパートローン」として融資しているため、個人の属性、物件によって金利がまったく変わってくるからです。

不動産投資は事業融資と変わりません。つまり企業が商品資材の仕入れをするための融資の金利をホームページで調べても、公表されていないのと同じということです。

しかしながら、「調べてもわからないですよ」と言っているだけではこのページの意味がありませんので、私たち、借り換え本舗の経験から金融機関のおおよその金利と特徴・傾向をまとめてみましたのでご参考までにご覧ください。

都市銀行

特徴

金利:0.8~2.0%

ほとんどの都市銀行の金利は1%前後が目安となります。
もちろん金利が低いので個人の属性や物件の状況など、厳しい審査があります。そのため、サラリーマン投資家の方で審査が通る方はほとんどいません。土地がご自身の土地で建物しかローンがないような地主の方でないと借り換えすることは難しいです。

地方銀行

特徴

金利:1.0~4.5%

一部の地方銀行を除くほとんどの地方銀行の金利は2%台でしょう。
サラリーマン投資家の方であれば物件がその銀行の営業エリアにあることが理想的です。一部の地方銀行やスルガ銀行、静岡銀行は審査がゆるいかわりに金利が高く設定されています。一般的にスルガ銀行は「4.5%」、静岡銀行は「3.6%」と言われています。

信用金庫

特徴

金利:1.2~2.5%

信用金庫の金利は1.2%~2.5%くらいを設定していることが多いです。
金利が低くて良いように見えますが、信用金庫の場合、エリアの狭さがネックになります。たとえ属性が良くて物件の状況も良い場合でも自宅・物件ともにエリア内に位置していない場合は断られてしまいます。ご自宅の近くに物件をお持ちの方向けの金融機関です。

ノンバンク

特徴

金利:2.5~4.0%

3%前後に金利を設定していることが多いです。
耐用年数の残りが少なく融資の期間が引けない場合などに使う場合が多いです。銀行のように支店があるわけではないので、エリアが全国的に融資できる点もノンバンクが選ばれる理由の一つです。