会社の代表・役員でも借り換えできるか?

代表・役員は会社の鏡

代表者・役員の会社に対する思い入れは相当なものである。そんな方々は日々社員より熱いまなざしで見られているに違いありません。ただそんな立派な人たちが審査が厳しくみられてしまうって一体どういうことなのでしょうか。

他のページでもさんざん説明をしてきましたが、重責な立場にある方こそ審査は厳しくなるのです。万が一の場合負債をかかえてしまうのはこうした方々ですので。なんとも矛盾した話ではないですか。間違いなく収入は他の一般社員よりもらっているはずなのに審査が厳しいなんて。ただしこれが世の理ごとなのです。しっかりと受け入れましょう。

会社の業績が審査を大きく左右する

どんなに現段階でたくさんの給料をもらっていたとしても、会社の業績が不振であれば正直借り換えは難しくなってしまうのです。なぜなら提出する決算書を3期分を隅ずみまでみられてしまうのです。基本的に銀行の審査は「プラスの要素」というものはなかなかみてくれない。それよりも「スコアリング」という減点方式の審査を得意としているわけなのですね。そのため、「決算書のここの部分の数字が気になるな」と判断されてしまえば、その時点で減点をくらってしまうのです。

一般社員はまだ「いざとなったら転職すればいいや」といったような逃げ道があるため、こういった会社の業績まで細かくチェックをされることはありません。思い入れの強い方こそ審査も重いものになってしまうのは仕方のないことなのです。

また、たまに「執行役員」という役職のかたがいますが、この場合は役員としてみなされないケースもあります。名義貸しの「名ばかりの役員」ですよということが銀行側に通じれば、一般社員と同じく源泉徴収票のみで審査をかけられるのでチェックをしておこう。

決算書を右肩上がりで業績好調をアピールすることが大事

代表者の方は色々と大変だと思います。日々社員や管理職の人間の面倒を見て、毎日色々な問題に直面をしていることでしょう。ただし経営者はまさに日本を支えるリーダー的立場なのです。そんな方の力になりたいと考える銀行は少なくはないのです。

もちろん審査は基本的に厳しくみられますが、業績が有る程度の水準で一定に安定していれば銀行の見られ方はよくなります。「しっかりとした社長さんなんだな」と判断されます。一番よくないのは上がったり下がったり、収支の推移がバラバラになってしまうことです。こうなってくると業績不安定とみなされてしまうというわけです。決算上だけでも右肩上がりで、これからグアッとうちの会社は突き進んでいくんですよ!というアピールが出来れば審査もある程度融通をつけてくれることでしょう。

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